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2022.07.20 お知らせ
窓ガラスに貼るフィルムが室内への日射熱をカット!
余分な熱流入を減らし、電力コスト削減や熱中症予防、さらにガラス飛散防止等にも役立ちます。
こんな課題をお抱えの方におすすめです
・夏季の電力コスト負担が大きくなってしまい、省エネによる節電対策を検討したい
・SDGsやエコアクション21といった施策への取り組みが不十分と感じている
・ガラス張りの建物で、天気が良い時の熱気が気になる
・観光バスの停車中アイドリングをしないと車内が高温になって困っている
遮熱フィルムとは
建物や車の窓ガラスに貼るだけで、窓からの太陽光による熱流入を防ぎます。
電力コスト削減、環境対策、熱中症対策、ガラスの飛散防止などが期待できます。
ポイント
1 エアコン消費電力削減は「窓」に注目。あなたの会社でも電気料金が安くできる可能性あり!
2 遮熱フィルムは手軽に施工、窓際から室内空間を快適に!
3 SDGsやエコアクション21を実施しているが、次の対策にお悩みの方。熱中症対策・省エネルギー、始めてみませんか?
1 エアコン消費電力削減は「窓」に注目。あなたの会社でも電気料金が安くできる可能性あり!
エアコンをつけても室内が暑くなってしまうのは何故でしょうか? 理由は「窓からの熱」です。夏の冷房中、建物の外から熱が入ってくる原因を「屋根」「換気」「開口部(窓など)」などに分け、それぞれの割合を調べたところ、「開口部(窓など)」が73%だったという分析結果があります(出典:一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会)。つまり、「暑さの原因の7割は窓」といえるでしょう。エアコンは既に暑い室内だけでなくこの流入した熱も冷やそうとするため、高い負荷がかかります。このため、エアコンをつけていても室内温度が下がりにくくなっているのです。遮熱フィルムは、複数層にフィルムを重ねることにより、日射を反射し、日射熱をカットする特徴があります。これにより日射熱取得率(日射がどの位入ってくるか)が低くなるので、室内に入る熱量を少なくしてくれます。
上記のように、遮熱フィルムは窓ガラスに貼るだけで、室内に流入する熱量を抑制する効果が期待されます。そして、抑制された熱量の分だけ、冷房で冷やさなければならない熱量が減るので、エアコンの効きを良くしてくれるでしょう。これは夏期の空調設備による電力消費量を削減することに繋がり、電気料金コストダウン効果が期待できます。上の図は各事業者における、⽤途別電⼒消費率事例のグラフです。夏季17時頃の時間帯、何に電力が割かれているのかを示しています。業種によって多少の違いはあるものの、どの業種でも空調電力消費は大きな割合を占めているため、この空調負荷を下げることができる遮熱フィルムは、業種に拠らずオススメすることができる省エネルギー対策となっています。(出典:経済産業省資源エネルギー庁『夏季の省エネ・節電メニュー(事業者の皆様)8エリア版)』令和4年6月発行)特に、大きな窓ガラスの多く使われている建物では、より効果が期待できるものと考えられます。
また、遮熱フィルムは、普段から使用しているバスの客席の窓にも短い時間で施工できます。エンジンが停止している間に車内はどんどん暑くなり、再発進時には空気を冷やすために多くのエネルギーを消費します。遮熱フィルムを貼ることで、エアコンが効きやすくなり、燃費が良くなることにもつながります。
2 遮熱フィルムは手軽に施工、窓際から室内空間を快適に!
「『建物内への熱流入を減らすには窓がカギ』ということは分かったけど、それなら窓ガラスを替えるべき?」とお考えの方もいるかもしれません。遮熱効果の得られるガラスは存在します。2枚のガラスの間に乾燥空気などを封入した、ペアガラス(複層ガラス)です。ガラスとガラスの間に空気などの層を作ることで、熱が移動しにくくなる効果があります。ここで、遮熱フィルムとペアガラスの比較を行ってみましょう。
遮熱フィルム | ペアガラス(複層ガラス) | |
材料費 *1 | 低コスト(単価12,000円/m2程度) | 高コスト(単価30,000円/m2程度)*2 |
耐用年数 | 7~10年程度 | 10~15年程度 |
必要な作業スペース | 複数人が同時に動けるだけのスペースがあれば作業可能 | 入れ替える新規ガラスが置けるスペースが必要 |
このように見てみると、ペアガラスは遮熱フィルムよりも耐用年数が長いです。しかし、材料費は多く必要になります。これに加えて、遮熱フィルムもそうであるように、施工する際の費用もかかります。また、施工期間・作業スペースが多く必要となり、店舗やオフィスの営業に影響が発生する場合もあります。さらに、ペアガラスの間に結露で水滴が溜まるなど、ガラスを替えてもまた交換する必要が出てくる場合があります。どちらにせよメンテナンスすることを考えると、大きなガラスを使用していることの多い店舗やオフィスには、低コスト・省スペースで遮熱効果が得られる遮熱フィルムが適しているといえるのではないでしょうか。
さらに、遮熱フィルムには
・ガラスを飛散しにくくさせるので防犯・防災対策に役立つ
・貼り替えられるので、スペースの用途が変わっても種類を変えて対応可能
・窓際に置いたものが日焼けしにくくなり、劣化を防ぐ
といった特徴があります。
また、日射熱取得率が低い(熱を室内に流入させにくい)ものは、可視光線透過率も低い(目に見える光の波長を通しにくい)傾向にあります。つまり、太陽光による熱を反射する機能が高いほど、外部から窓の中、窓の中から外部を見えにくくする効果があるのです。下の施工事例写真では、施工した部分だけ窓の中の様子が分かりにくくなっています。このため、より遮熱性能の高い遮熱フィルムを選択すれば、プライバシーを守ることもできます。日射熱取得率が低いもので、窓ガラスの透明感を損なわないものもありますので、状況に合わせて選ぶことが可能です。
施工後遠景:施工した窓ガラス部分のみ、内部が見えにくくなっています(写真中央右上)。
施工前
施工後:今回は灰色のフィルムを施工したため、少し灰色がかった様子になります。
3 SDGsやエコアクション21を実施しているが、次の対策にお悩みの方。熱中症対策・省エネルギー、始めてみませんか?
遮熱フィルムは建物内や車内への熱流入を防ぐことができるので、従業員や乗客など建物や車内の中にいる方への熱中症対策になります。また、空調・エアコンの電力消費量、燃料消費量も節約できます。これらは、SDGs(持続可能な開発目標)における4つのゴールへの取り組み、あるいはそのきっかけになると考えられます。従業員や乗客が熱中症になりにくい環境を作ることが「3 すべての人に健康と福祉を」、「8 働きがいも経済成長も」、省エネルギー対策を実施することが「11 住み続けられるまちづくりを」、「13気候変動に具体的な対策を」につながっていきます。つまり、遮熱フィルムを施工することは、熱中症対策および省エネルギー対策として、企業の様々なステイクホルダーへのアピールに貢献します。
また、環境省が定めた「エコアクション21」では、環境への取組みに必要な項目として二酸化炭素排出量を必ず把握するべきデータとしています。遮熱フィルムで室内・車内への熱流入を軽減し、エアコンの電気消費量を抑えて省エネルギー化すること、燃費を良くすること。これらは節電・燃料の節約につながるだけでなく、その企業の二酸化炭素排出量を減らすことに繋がります。エコアクション21に取り組んでいらっしゃる企業では、二酸化炭素排出量をどのように削減するかを検討されているご担当者様も多いのではないでしょうか? 排出削減策の一つとして、遮熱フィルムをご検討頂ければ幸いです。
遮熱フィルムもフジサワにお任せください!
フジサワは群馬県で建物・インフラへの塗装工事を長年行ってきました。建造物の「錆び」「劣化」などの課題を、「防錆塗装」「防水塗装」といった方法で解決してきました。これらの塗装事業に加え、現在は「遮熱フィルム」「光触媒」など様々な形で皆様の課題解決をお手伝いしています。遮熱フィルムの施工もフジサワに是非ご依頼ください。弊社での施工実績から、施工状況の一部をご紹介いたします。
施工後:今回は灰色フィルムを使用したため、施工した箇所は灰色がかっており、室内の光を反射しています。
夏の暑さに、遮熱フィルムと合わせるとより効果的な遮熱塗装もご提案できます。
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新事業推進部 / 一倉・山本
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