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2020.7.22

先日、東小川スノーシェッドで超音波を用いた剥離試験を行いました。
当日の剥離試験を楽しみにしていたのですが、防水工事が完了した宮城体育館の足場解体の立ち合いのため、
動画と写真での確認となってしまいました🤣

超音波塗膜剥離機はスクレーパーのような工具を用いて、刃の先端から超音波を出力し塗膜に当てて削り落とします。
この機械を使用することで、ケレン作業を行う際に起こる粉塵の発生や飛散を減少させることができます。

動画で確認した所、塗膜が超音波により剥離されていきますが、ボロボロと下へ落ちていき粉塵や飛散した様子は見られませんでした😎
剥離剤を塗布することにより塗膜を剥がすことも出来ますが、その場合被塗面が剥離剤によってベタついてしまいます。

しかしこの機械なら被塗面を汚すことなく、作業環境を良好に保ったまま次の作業を行うことが出来るのです。
今回の試験では写真を見て分かるように緑色の塗膜は綺麗に剥がれましたが、
鉛丹（オレンジ色の部分）は取れずに残ってしまった為、ディスクサンダーで削り落としました。

今回の試験では結果は今ひとつとなってしまいましたが、ケレン作業を行う上で起こる粉塵の発生や飛散を減少でき、
周囲への配慮や作業環境の向上が望める観点から、積極的に採用されていくのではと感じました😏