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2016.6.4

藤澤　星です。
2019年6月より、弊社代表取締役に就任いたしました。
専務取締役時代よりご贔屓頂いておりましたが、
社長になりましても、誠心誠意、業務に邁進する所存でございますので、
何卒変わらぬご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

さて、弊社は今年で創業96周年を迎える、老舗の専門工事業です。
私が株式会社フジサワ（旧藤澤塗装工業株式会社）代表として三代目となり、
祖父・父からフジサワを継承させて頂きます。
「長者三代続かず」という言葉がある様に、昔から三代目はその企業や組織にとって
重要なポジションであり続けていると思います。
また、私のMBA指導教官からは「三代目の役目は、新しいビジネスを作ること」というお言葉を頂戴しており、
それを胸に刻んで、100周年までに新しいビジネスの立ち上げを目指します。

2020年代は、誰にとっても厳しい時代になると考えています。
間違いなく、戦後構築された様々なシステムや組織が崩れ、
新しい秩序やシステムが台頭し、新時代が始まる予感がします。
既にSDGsという概念が世界ビジネスに変革を迫り、
売上や利益が大きいだけの企業は世間から尊敬されない世の中です。
テクノロジーはより早く進化し、後退することはないでしょう。

そんな混沌とした世界の中で、私達は何を指針に、
何を目指して生きれば良いのでしょうか？
私の母校である同志社大学創設者の新島襄は、「良心」というキーワードを私達にのこしています。
「良心」の解釈は様々ありますが、私は「愛国心」「利他心（他人を思いやる）」
「挑戦心（チャレンジし続ける）」だと思っています。

「もっと自分の周囲を良くしたい」「もっと自国を良くしたい」「もっと世界に貢献したい」

そういった「良心」こそが、周りを巻き込み、
世界をより正しく、誰もが「幸せ」を実感できる世界へと導く、唯一の在り方だと信じています。

だからこそ、株式会社フジサワは「すべての人にハッピーを。」をミッション（経営目標）として掲げ、
関わる人全てが「幸せ」になる会社を目指します。
この普遍的であり、本質的にシンプルな目標こそが、混沌とした時代に必要なのだと信じ、事業活動を進めて参ります。
今後もよろしくお願い申し上げます。

2019年6月3日 代表取締役 藤澤　星